女性の薄毛治療
〜原因・症状・種類・治療方法とは〜
女性が薄毛になるのはどうして?
「最近抜け毛が増えてきた」このようにお悩みの女性は多くいらっしゃいます。女性なのに薄毛?と不思議に思われるかもしれませんが、実は薄毛は男性だけでなく女性にも起こるトラブルです。なぜ女性が薄毛になるのか、原因や男性の薄毛との違いについてみていきましょう。
女性の薄毛の原因とは

- ホルモンバランスの乱れ(加齢・出産)
- ストレス
- 過度なダイエット
- 生活習慣の乱れ
- 誤った頭皮ケア
- 血流の低下
女性の薄毛の原因は上記のように多岐に渡りますが、ほとんどの場合ホルモンバランスの乱れが原因です。
女性ホルモン「エストロゲン」には髪の毛の成長を促進したり、ハリ・コシのある髪の毛を育んだりと、綺麗な髪の毛を保つための重要な役割があります。加齢によってエストロゲンの分泌量は減少するため、太くコシのある髪の毛を維持できなくなり、抜け毛が増え、徐々に薄毛になっていくのです。また、ホルモンバランスは妊娠・出産時にも乱れやすく、出産後の抜け毛に悩まれる方も多くいらっしゃいます。
女性の薄毛の原因はお一人おひとり異なるため、原因に合わせた治療を行うことが重要です。
要注意!女性の薄毛のサイン
- シャンプー時や髪を乾かすときに抜け毛が増えた
- 髪の毛が細くなった気がする
- ヘアスタイルがなかなか決まらない
- 全体的に毛量が減ってきた
- 髪の毛のボリュームが明らかに減った
- 地肌が透けて見える
- 髪の分け目が目立つようになった
- 髪の毛のハリ・コシ・ツヤがなくなってきた
このような症状は薄毛が進行しているサインといえます。女性の薄毛は全体的に髪の毛が減っていくのが特徴です。一部分だけ薄毛になるというよりも、ヘアスタイルが決まらなかったり、分け目が目立つようになったりと、全体的な変化を感じることが多いでしょう。薄毛のサインが現れたら早めに対策することが重要です。
頭髪セルフチェック
「わたしの髪の毛は大丈夫?」
このように不安に思っている方は、まずは1分でできる簡単な頭髪セルフチェックで薄毛診断をしてみましょう。思ったよりも薄毛が進行しているようなら、早めにクリニックを受診してください。
男性の薄毛と女性の薄毛の違い
薄毛は男性にも女性にも起こる可能性のあるトラブルですが、原因や症状はそれぞれ異なります。
男性の薄毛
- 男性型脱毛症(AGA)を発症していることが多い
- 悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が原因で起こる
- 頭頂部や前髪の生え際(M字部分)から薄くなる
- 進行性のため治療しないとどんどん抜けていく
女性の薄毛
- びまん性脱毛症を発症していることが多い
- ホルモンバランスの乱れをはじめさまざまな要因が絡み合って発症する
- 頭部全体の髪の毛が薄くなっていく
男性と女性では薄毛の原因、薄毛になる部分、治療方法が異なります。男性の薄毛は原因や症状がわかりやすいのが特徴ですが、女性の薄毛の原因は一つではありません。さまざまな要因が複雑に絡み合い薄毛を発症するのが女性の薄毛の特徴といえます。
【女性の薄毛】症状と種類
女性の薄毛にはさまざまな種類があり、症状も異なります。ご自身の薄毛の症状と照らし合わせてみましょう。
びまん性脱毛症
全体的に薄くなってきた
びまん性脱毛症は、髪の毛が全体的に薄くなる脱毛症です。びまん性とは「比較的均等に広がる」という意味を持つ医学用語で、つむじ付近から徐々に薄くなっていきます。女性の薄毛のほとんどがびまん性脱毛症を発症しており、ホルモンバランスの乱れが主な原因です。髪の毛が細くなる、抜け毛が増える、分け目が目立つようになる、ボリュームがなくなるなどの症状が現れ、頭部全体の髪の毛が薄くなります。30代後半、40代、50代、60代は女性ホルモンのバランスが乱れやすいため、びまん性脱毛症を発症することが多いです。
FAGA
(女性男性型脱毛症)
頭頂部や前髪の生え際が薄くなってきた
FAGAは女性男性型脱毛症と呼ばれる脱毛症で、男性に多い「AGA(男性型脱毛症)」の女性版です。症状の特徴としては、頭頂部や前髪の生え際から薄くなっていくことが挙げられます。加齢・更年期・ストレスなどで女性ホルモンの分泌量が減少し、相対的に男性ホルモンが増えることで発症します。
分娩後脱毛症
(産後抜け毛)
出産後に抜け毛が増えた
分娩後脱毛症は「産後抜け毛」と呼ばれる脱毛症で、出産後の女性の多くが発症します。妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増えますが、出産後は通常値まで戻ってしまいます。女性ホルモンには健康的な髪の毛を維持する働きがあるため、出産後の急激なホルモンの減少によって一時的に抜け毛が生じるのです。産後2ヶ月あたりで発症することが多く、半年〜1年程度で治っていきます。基本的には自然治癒するため心配しなくてもよいでしょう。なお、分娩後脱毛症は20代〜30代の女性に多い脱毛症です。
牽引性脱毛症
分け目が目立つようになってきた
牽引性脱毛症は、髪の毛を結んだり強く引っ張ったりすることで生じる脱毛症です。日常的に頭皮に負担がかかることで生じます。薄くなりやすいのは、分け目・前髪の生え際・こめかみなどの負荷がかかりやすい部分です。
円形脱毛症
10円玉くらいの大きさ脱毛部分がある
円形脱毛症は10円ハゲと呼ばれることもある脱毛症です。硬貨程度の大きさの脱毛が1箇所〜数箇所できてしまいます。脱毛部分と髪の毛が生えている部分の境目がはっきりしているのが特徴です。自然治癒することが多いですが、広範囲に症状が出ている場合や長期間続いている場合は完治まで時間がかかる可能性があります。ストレスが原因といわれていますが、最近は自己免疫疾患が原因として考えられています。
【女性の薄毛】治療方法

女性の薄毛にはさまざまな治療方法があります。
また、簡単にできるセルフケアや薄毛を隠す方法などもあるので、自分に合った治療やケア方法を見つけましょう。
内服薬
女性の薄毛治療に用いられる内服薬で多いのが「ミノキシジル」です。ミノキシジルには血行促進作用があり、髪の毛に十分な栄養を届けることで発毛が促されます。
外用薬
女性の薄毛治療のメインとなるのが外用薬です。「ミノキシジル」や「プロスタグランジン」が使用されることが多く、発毛を促す効果が期待できます。
サプリメント・点滴
サプリメントは内服薬や外用薬による薄毛治療をサポートする働きがあります。
亜鉛 / ビオチン / ビタミンB群 / ビタミンC / アミノ酸(システイン、グルタミン酸、ロイシンなど)
上記のような不足しがちな栄養素をサプリメントで取り入れることが多いです。
注射
注射によって有効成分を直接頭皮に届けることができます。注射による治療には「HARG療法」「PRP」などがあり、内服薬や外用薬による治療の補助的な役割で用いられます。
ヘアケア(美髪治療)
薄毛の改善にはヘアケアも重要です。クレアージュの美髪治療では、外用薬(発毛剤)とサプリメントに合わせて外部補修に優れたトリートメントを処方します。身体の内側と外側の両方から髪の毛にアプローチすることで、より高い治療効果が期待できます。
自宅でできるセルフケア
女性の薄毛は内服薬や外用薬による治療も大切ですが、セルフケアも重要です。今日から取り入れられるセルフケアを3つご紹介します。
①頭皮ケア
いくら治療を受けていても頭皮環境が悪ければ健康な髪の毛は生えてきません。頭皮の汚れをシャンプーでしっかりと落とし、保湿するようにしましょう。
②ヘアケア
毛染めやパーマによって傷んだダメージヘアは、髪の毛自体が細くなるため薄毛に見えやすくなります。傷みをケアするためにも、髪内部に有効成分を届けるトリートメントを使用し、ドライヤーの後は洗い流さないトリートメントを使用しましょう。
③頭皮マッサージ
頭皮の血流をよくするためには頭皮マッサージが効果的です。入浴後に行うとよいでしょう。
-
頭皮全体を指の腹で満遍なくほぐす。
-
えりあし・後頭部から頭頂部に向かって指の位置を少しずつ上にずらしながら合計5か所を目安に、まんべんなく指圧。
-
側頭部、こめかみ・生え際も、
②と同様に頭頂部に向かって指圧。 -
頭頂部と頭頂部の付近も、
5か所を目安にまんべんなく中指で軽く指圧。 -
耳の上に手のひらの付け根を置き、側頭部を包み込むように圧迫。
また、手のひらを生え際や頭頂部に置き、同様に圧迫。
上手な薄毛の隠し方
薄毛治療はすぐに効果が現れるものではありません。髪の毛が生えてくるまではできるだけ薄毛が目立たないよう、上手く隠したりアレンジしたりするのがおすすめです。上手な薄毛の隠し方を2つご紹介しますので、ご自身に合った方法を見つけましょう。
①ウィッグ・部分ウィッグ 薄毛が進行している方はウィッグを使用するとよいでしょう。頭部全体を覆うウィッグや薄い部分だけに使用できる部分ウィッグなど、さまざまな種類があるため好みの髪型に合わせて選んでください。
②美容室で薄毛に似合う髪型にする 部分的に薄くなっている場合は、ヘアスタイルを変えることで薄毛をカバーできます。頭頂部にボリュームが出るショートボブや、ショートカット+ゆるふわパーマなどがよいでしょう。薄毛が目立たない髪色にするのもおすすめです。まずは行きつけの美容室で相談してみてください。
症例写真
20代

治療内容:内服薬+外用薬治療
治療価格:35,200円(税込)/月
この治療により起こる可能性がある副作用※:頭皮のかゆみ など
※これらの副作用が実際に起こったわけではありません
30代

治療内容:内服薬+外用薬治療
治療価格:35,200円(税込)/月
この治療により起こる可能性がある副作用※:頭皮のかゆみ など
※これらの副作用が実際に起こったわけではありません
40代

治療内容:内服薬+外用薬治療
治療価格:35,200円(税込)/月
この治療により起こる可能性がある副作用※:頭皮のかゆみ など
※これらの副作用が実際に起こったわけではありません
50代

治療内容:内服薬+外用薬治療
治療価格:35,200円(税込)/月
この治療により起こる可能性がある副作用※:頭皮のかゆみ など
※これらの副作用が実際に起こったわけではありません
クレアージュで薄毛治療を受けられた患者様の声
※外部サイトのGoogleに投稿された口コミをご紹介しております。
ぽこ
女性で薄毛となるとなかなか恥ずかしいし言いにくい事とかもあるんでしょうけど、女性の先生がお相手だったのでなんでも話しやすかったです。
ここ最近加齢のせいか、髪のハリ・コシが弱くなってきたので投薬治療をしてるんですけど前に比べたら症状もだいぶマシになってきて安心しました。
これからも治療を頑張っていきたいと思います。
チワプー
カウンセリングから丁寧で私に合った治療法を紹介してくれました。
通い始めてから数カ月ほどですが、つむじの薄かった部分が目立たなくなってきて嬉しいです。
女性専用ってとこも安心感があって良いです。
クレアージュの薄毛治療の特徴

女性の薄毛治療に精通した医師が在籍
当院に在籍する医師は女性の薄毛治療の経験が豊富です。診察では患者様の頭皮・頭髪の状態をはじめ、食生活や睡眠時間などの生活習慣、ストレスについて細かくお伺いし、薄毛の原因を特定します。原因が多岐にわたる女性の薄毛において、原因の特定は大変重要です。これまでの経験をもとに的確な判断をし、お一人おひとりの患者様に適した治療方法のご提案をさせていただきます。
23年・55万人の治療実績から生まれたオリジナル薬剤を処方
当院では院内製剤によって調合されたオリジナルの治療薬を処方しております。女性の薄毛の症状や進行状態は患者様によって異なるため、同じ治療薬が全ての方に効果的とは限りません。そのため当院では、開院から23年間で55万人の患者様を治療してきた実績をもとに、濃度や成分を細かく調整したオリジナル治療薬を処方しております。さらに、治療をサポートするサプリメントを同時に処方することも可能です。お一人おひとりの症状に合わせた治療薬の処方ができるのはクレアージュ大阪の特徴といえるでしょう。
安心して治療を受けられる理由
- オンライン診療の実施
- 女性専用クリニックで安心して通える
- 最寄駅から徒歩5分圏内
- 明朗会計で治療費用の上限は毎月35,200円(税込)
- 強引な勧誘、医療ローンなし
当院が患者様に選ばれている理由は上記の通りです。オンライン診療ができるため人に会うことなく薄毛の相談ができます。また、女性専用クリニックのため院内には男性患者様がいらっしゃらず、男性の目を気にすることなく来院いただけます。さらに、治療費用の上限が決まっているため安心して治療を始められるのも特徴です。強引な勧誘がないため、ご相談だけでもお気軽に来ていただけます。
女性らしく美しい髪の毛を育てる治療
当院の発毛治療は、髪の毛を生やすことがゴールではありません。髪の毛1本1本に栄養を行き渡らせ、太くツヤのある女性らしい髪の毛が生えることを目指しています。そのために当院では、美髪効果が期待できる内服薬や外用薬を処方しております。
女性スタッフによるカウンセリングは無料
薄毛にお悩みの方は、ほとんどが発毛治療未経験者です。そのため、治療内容や費用、治療にかかる期間など、たくさんの不安を抱えられています。当院では無料カウンセリングをご用意しており、経験豊富なスタッフが患者様のお悩みをお伺いします。カウンセリングスタッフは全員女性のため、まずはお気軽にご相談ください。

治療費用
初回
- 初診費(診察+血圧測定+マイクロスコープ+頭部撮影) 5,500円(税込)
- 初診時血液検査 5,500円(税込)
-
初回合計費用
11,000円(税込)
2回目以降(約1週間後・治療開始)
再診費 +
- 外用薬のみ(2種) 16,500円(税込)1ヵ月分
-
外用薬(1種)+サプリメント製剤+
トリートメント(美髪外来処方) 19,800円(税込)1ヵ月分 - 外用薬(2種)+サプリメント製剤 22,000円(税込)1ヵ月分
- 内服薬のみ 29,700円(税込)1ヵ月分
- 内服薬+外用薬 35,200円(税込)1ヵ月分
- ※6ヶ月に1回血液検査(3,300円(税込))がございます。
女性の薄毛治療のよくある質問
育毛剤と発毛剤の違いを教えてください。
ドラッグストアや薬局では市販の育毛剤や発毛剤が販売されていますが、違いを知っている方は意外と多くありません。それぞれ異なる目的があるため、正しく使うことが重要です。
育毛剤
・今生えている髪の毛の健康を維持する
・将来起こる可能性のある薄毛や抜け毛の予防
・薄毛になっていない方におすすめ
発毛剤
・今生えていない髪の毛を生やす、毛量を増やす
・薄毛の方の治療に使う
女性の薄毛を確実に治す方法はありますか?
「女性の薄毛は治るの?」と不安な方は多いでしょう。適切な治療によって薄毛が治った人はいらっしゃいますが、全ての方の薄毛を確実に治す方法はありません。お一人おひとり原因や症状は異なるため、患者様にあった治療を行うことが重要です。また、薄毛が改善した人に共通するのは、クリニックで治療を受けるだけでなくセルフケアもしっかり行っていたという点です。いくら薬を使用していても頭皮環境や生活習慣が乱れていればより良い治療効果は得られないため、規則正しい生活を送り、正しいヘアケアを行うようにしましょう。ただし、これを食べたら薄毛が改善したという特定の食べ物はなく、バランスの良い食生活をすることが重要です。
女性の薄毛治療は保険適用になりますか?
女性の薄毛治療は保険適用にはならず、全額自己負担となります。
女性の薄毛は病院の何科を受診すればよいですか?
薄毛治療は皮膚科でも受けられますがおすすめできません。なぜなら、皮膚科は薄毛治療を専門としていないからです。薄毛にお悩みの方は薄毛治療専門クリニックを受診し、自分にあった治療を受けるようにしましょう。